「頓治」

以下は、聞き伝えされた話にもとづきますので多少正確さを欠くかもしれません。
「心臓神経症」で苦悩され三聖病院へたどり着いた方がおられた。その方は呼吸一つ一つ自力でリズムを整えていかないと心臓の激痛を伴う発作とともに、動きが止まってしまうのではないかという「不安」が増し、「胸痛・息苦しさ」が絶えず続いて「苦悩」しておられた。
普段忘れられている呼吸を意識してコントロールしつつ、痛みに耐えるだけで精一杯だったそうです。
第3期に入り、直日さん(入院生活の作業を掌る役割)から、台所で熱湯を入れたバケツをもらい集会室に運ぶ作業を言い渡されました。
「睡眠不足」で「胸痛」も激しさを増す中、ご本人はそんな「重労働」をしたら確実に死んでしまうと思えたそうです。「作業」前、家族に電話で最後の別れを涙ながらに告げたそうです。
せっかく入院したのだからと、仕方なく、「作業」に臨んだということでした。
台所で、食事係のおばさんにバケツの熱湯を入れてもらい、火傷しないように気をつけて持って行きなさいと注意されました。しかし、ご本人には耳に入らなかったようで、それを見かねたおばさんにもう一度厳重注意されました。その方は、今度は注意された通り、慎重に四方八方に気を配り熱湯を運びました。
無事作業が終わると、「大変だ呼吸のリズムを忘れていた」と気付き、我にもどってみると、絶え間なく続いていた「胸痛」が、「息苦しさ」が、すっかり消滅していたというのです。
「思い」もよらない、うれしさのあまり、すぐにまた家族に電話連絡したそうです。
かように、「頓治」するのは、「神経症」が「脳の病変・故障」ではないからです。
合掌低頭






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.14 2017 他の療法との違い comment0 trackback0
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