「もうダメだ」のまま、しかたなく、生活

香厳という禅師が、従前、「自分はだめだ」と失意とともに、師匠のもとを離れ、修行を離れ、しかたなく、ただひたすら、日常の生活をおくっておった。ある日、庭を掃除中、石ころが竹に当たった音に「証」されたんです。
結果として、「修行」を意識せず、修行をしたことになったんです。
合掌低頭






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.02 2014 あるがまま・如如 comment32 trackback0

Comment

rurumik
>「もうダメだ」のまま、しかたなく、生活

ちょうど今、そんな感じです…。「もうダメだこんな私」(^^;;

「ひとつ、ひとつ」が「脱落」ですか…。そうかもしれないけど、そうなんでしょうけど、でもよくわかりません。







2014.02.02 09:39
ことぶき
意志、意欲、集中力など心の状態をあらわす言葉がありますけど、このようなことは結局生きるうえでは、いらないことなんでしょうか?実際生活する上で何をするにも、とても有効な心の状態だと思うんですけど・・・あくまで外側に使えばいいのかな?内側で使うから、神経症になるんでしょうか?

2014.02.02 10:01
rurumik様へ
「もうダメだのまま、しかたなく」が(チャンスと言えば)チャンスなんです。
「こんな私」の息が止まって、救われるんです。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識
2014.02.02 19:57
ことぶき様へ
>意志、意欲、集中力など心の状態をあらわす言葉がありますけど、このようなことは結局生きるうえでは、いらないことなんでしょうか?実際生活する上で何をするにも、とても有効な心の状態だと・・・


心の状態がどう認識されようと、
意志ある、意欲ある、集中ある行動がなされないと何もならんでしょう。

さらに詳しくいうと、
心の状態と認識されたものは、もうすでに、過ぎ去ったものです。
この瞬間は、もう変化しているんです。
ロジャースのカウンセリング論で心と行動を一致させるなんて作業をさせるようですが、虚構の中の作業と言わざるを得ないんです。
実際の日常生活は、「心の状態」を組み立てて、その段取りの上で、行動するような、そういう余裕がないです。

それはそれとしても、たとえば、やる気がないと認識されたとしても、
行動が環境状況によって、誘発され、前意識的に、思わず、動いたことがあるでしょう。
「自分」が動かすより先に、ものが飛んで来れば、はっと見る、あるいは、よける、受け取るでしょう。

その認識された「心の状態」と関係なくとも、行動が起きるんです。
行動=心の現成といってよい。

ですから、「自分」中心を棚上げして、環境・状況に、もよおされるがよろしいんです。


>内側で使うから、神経症になるんでしょうか?

内側に使った(=虚構の世界の作業)だけでは神経症にはなりません。
「症状ある自分」として概念化・認識して、治療の対象とし、「自分対自分」の努力工夫をすることです。


よろしくお願いします。
合掌低頭、不識
2014.02.02 20:02
ことぶき
ちょっと質問の仕方が悪かったので、具体例をあげてみます。
テニスの松岡選手が現役だったころ、サーブを打つとき、「この一球は絶対無二の一球なり」と唱えてからサーブを打っていました。この言葉によって集中力が高まったりするんでしょうか?
スポーツなど「集中!!集中!!」って周りからアドバイスしたり、高校野球で代打に出る選手が監督から言われた一言で落ち着いてバッターボックスに行くことができたりします。
言葉によって、ある有効な心の状態をつくることは可能なんでしょうか?

これも「こちら」からなんとかしようとしてることなんでしょうか。
2014.02.02 21:06
ことぶき様へ
>言葉によって、ある有効な心の状態をつくることは可能なんでしょうか?


言葉が有効に影響するかしないかは、そのケースによるでしょう。

ちなみに、
ご質問は、心の状態に良し悪しをつけているようです ・・・
(繰り返しですが・・・)
有効な心の状態より、有効な行ないでしょう。

上記の例では、
集中するしないより、試合に勝つことが第一目的でしょう。
落ち着く落ち着かないより、塁に出ることが第一目的でしょう。


>これも「こちら」からなんとかしようとしてることなんでしょうか。


「こちらからしない」は、(はぎとっていく)禅の修行の場合です。
(職人さんなどの)一般の修業は、(積み上げていく場合は)それでいいでしょう。


よろしくお願いします。
合掌低頭、不識
2014.02.02 21:58
ことぶき
心の状態と行動との関係はよくわかりませんが、経験上いやいややったことはうまくいかないし、やる気をもってやることはうまくいくことが多いと思います。また相手にも伝わります。他人を見ても、やる気があるのかないのかわかります。ヒットを打った選手が「バッターボックスでボールに集中できた」とよく言ってるのを聞きます。私生活が乱れてる選手は成績もあがらないようです。こういう認識は間違ってるんでしょうか?
2014.02.02 22:23
ことぶき様へ
そういうケースとしては、間違ってはいないでしょうね。

いずれにしても、事実が先です。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識
2014.02.02 23:36
ことぶき
事実が先。「心の状態が態度に出ている」という認識は間違ってて、あらわれてる態度だけってことですね。心の状態を認識することも間違いで、たとえ認識したとしても、今の心の状態ではない。人の態度を見て、その人の心の状態を推測し認識するのも、間違っていて、ただ現れている態度だけということでしょうか?しつこくて申し訳ありません。これで最後にします。
2014.02.03 00:01
ことぶき様へ
>事実が先。
>あらわれてる態度だけってことですね。

そうです。


>(心の状態を)認識したとしても、今の心の状態ではない。

そうです。
認識された「心の状態」と態度とは時差があるということです。

ちなみに、
認識するには、離れてないとできないんです。
「今」以外のことしか、認識できない。


>人の態度を見て、その人の心の状態を推測し認識するのも、間違っていて、


「即今」のそれそのものと、認識されたデータは、別ものということです。


>ただ現れている態度だけということでしょうか?


大事なのは現れている態度(行動)ですから、それだけで十分です。

心の状態は良し悪しなしですから問われない。(問えない)

ついでに、
試合中に心の状態などかまっていたら、それだけ、すきができる。
集中というのは目の前100%でしょう。
(「自分」の内面を観察して)「集中」という言葉が残っているのは集中していない証拠です。

相対二元的なスポーツの修業と「道」の修行とは別にしたほうがいい。


>しつこくて申し訳ありません。

質問するだけで無返信の方も多い。
そうでなければ、しつこくとも、かまいません。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識





2014.02.03 17:38
ことぶき
何度もご返答ありがとうございます。
お言葉に甘えて、もう一つ質問します。
事実が先という「事実」についてなんですけど・・また、具体例で

目の前にいる方から「バカ!」と言われた場合、
事実は「バ」と「カ」の音声なんでしょうか?侮辱的発言と感じたら認識の世界に迷い込み、「ここは我慢して、受け流そう」って考えたら「自分対自分」になっている。この理解で正しいのでしょうか?
2014.02.03 18:50
ことぶき様へ
>目の前にいる方から「バカ!」と言われた場合、・・・

「バとカの音声」が実際に聞こえたらそれは事実、「侮辱的発言と感じた」と実際に感じたらそれは事実、「ここは我慢して、受け流そう」と実際に考えたらそれは事実です。

> ・・・って考えたら「自分対自分」になっている。この理解で正しいのでしょうか?

考えだけでしたら、「自分」対「自分」になりません。
「自分」対「自分」をやめようとしないでください。
そのやめることが「自分」対「自分」になるから。
「自分」対「自分」がやむのは、眼前に向かった即の結果ですから、、「自分」対「自分」の事はご自分では取り上げないようにされたらよいです。

そのほか、
前回までのご質問と返答についてはどうだったんですか?

「心の状態は良し悪しなしですから問われない。(この瞬間の心が心を問えない)」
は、よろしいですか?

ことぶきさんのご質問の目的は神経症から離れることからですか?

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識




2014.02.03 22:17
レッド
横すみません。

自分対自分を止めようとしないでくださいに衝撃を受けました。
なるほど、自分対自分の時は、自分対自分で居れば良かったんですね。ありがとうございます。

それと過去に返信頂いたのに、お礼も言わない時が多々有り、大変申し訳ありませんでした。今後はそういうことがないようにします。
2014.02.03 22:27
レッド様へ
ご返信ありがとうございます。

>自分対自分で居れば良かった・・・

詳しく言うと、
「自分対自分」という言葉が残っているということは、なお、片足突っ込んでるんです。
というより、「眼前」です。
実際にです。

たとえば、ここで、坐ったり、立ったりしている床、地面をさわってみる。
即、「自分対自分」から脱しておるんです。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識
2014.02.03 22:44
レッド
不識様

お返事ありがとうございます。

>詳しく言うと、
「自分対自分」という言葉が残っているということは、なお、片足突っ込んでるんです。

自分対自分の状態は通り過ぎて、もう無いのに概念として立ち上げてしまっている、心を観察してしまっているということですよね。

>たとえば、ここで、坐ったり、立ったりしている床、地面をさわってみる。
即、「自分対自分」から脱しておるんです。

心を観察していない、実際の行為だけがある、眼前ですね。
2014.02.03 23:51
ことぶき
>「心の状態は良し悪しなしですから問われない。(この瞬間の心が心を問えない)」 は、よろしいですか?
この今という瞬間の中には二つ同時に心が存在しないって意味だと思うんですが、心の動きがあまりに速いので、困るんですが・・
その心があまりに速く動くため自分の心の状態を認め、それに良し悪しをつけると、ある時「これでよし」と認めた心がまた別のとき「もうだめだ」と認める心の引き金になる。そうすると「これでよし」と「もうだめ」のループから逃れられなくなる。
こんな感じで理の上ですけど理解しています。

>ことぶきさんのご質問の目的は神経症から離れることからですか?
ああなりたい、こうしたいという明確な目的はないですが・・好奇心からかな?
とりあえず医者にかかったり、薬を飲まずに生活できないというような神経症ではないです。
程度の差はあると思うのですが、人間みな神経症だと思ってます。

「自分対自分を止めようとしないでください」私も衝撃受けました。
不識様、たくさんご返答ありがとうございます。レッド様、横レスありがとうございます。

「縁によって、縁に殺されたんです 」11/17の不識様のコメントも衝撃的でしたね。



2014.02.04 00:21
レッド様へ
>>「自分対自分」という言葉が残っているということは、なお、片足突っ込んでるんです。
>自分対自分の状態は通り過ぎて、もう無いのに概念として立ち上げてしまっている、心を観察してしまっているということですよね。



そうです。
せっかく、このブログをご覧くださっても、ブログの趣旨と違って、
「内面」の作業に拍車がかかっては、困るんです。


>>たとえば、ここで、坐ったり、立ったりしている床、地面をさわってみる。即、「自分対自分」から脱しておるんです。
>心を観察していない、実際の行為だけがある、眼前ですね。


そうです。

実際の行為の最中は、「行為をしている自分」を眺めていないはずですから、
「心」、「実際の行為」、「眼前」も、どこかにいっているんです。

その瞬時、
思いもよらず、知らず知らずに、(ご本人にはわからない)
いわゆる「全治」のすがたが成り立っているんです。
(「治すべき自分」を忘れた)「実際の行為」を忘れた、行為がその時あるだけ。


よろしくお願いします。
合掌低頭、不識
2014.02.08 20:58
ことぶき様(02.04 ) へ
>「心の状態は良し悪しなしですから問われない。(この瞬間の心が心を問えない)」 は、よろしいですか?

心が心を問えないというは、繰り返しですが、眼が眼自体を見れないと同様です。


>この今という瞬間の中には二つ同時に心が存在しないって、、

そうです、不安の状態の時は、不安の状態しかない。
不安の状態だけだったら、それ以外と比較できない。
だから、「不安」でない。

と話で言うと理屈ぽくなりますが、
実際、何のことない、そのままの状態でいてごらんなさい。
「不安」のまま、である時、「不安」が、「不安」でなくなってしまうのです。
(それは、そういう心の作業ということでなくて、実際には、どんな心の状態も手つかずの眼前生活ということです)


>それに良し悪しをつけると、ある時「これでよし」と認めた心がまた別のとき「もうだめだ」と認める心の引き金になる。そうすると「これでよし」と「もうだめ」のループから逃れられなくなる。

そうです。

それから、眼前のありようには、もともと、「良し悪し」がないということを知ってください。


>程度の差はあると思うのですが、人間みな神経症だと思ってます。

どんなふうに、思うのも自由ですが、
ご自身用のノートには、そのように、概念化しないようにお勧めします


>縁に殺された

「殺される」とは、「ひとつ」ということです。
「自分に会うたら自分を殺せ」といわれますが、
「自分と自分」とがひとつである時、「自分」はないんです。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識


2014.02.08 21:05
レッド
不識様ありがとうございました。

ことぶき様もありがとうございました。
2014.02.08 21:25
ことぶき
不識様、ご返答ありがとうございます。

>せっかく、このブログをご覧くださっても、ブログの趣旨と違って、
「内面」の作業に拍車がかかっては、困るんです。

ほんとにそうですね。わかっちゃいるけど、やめられないって感じですね・・(本当にわかってない)

たぶん、人はみな自分を許せないんだと思います・・・こういうのがいかん!!   

2014.02.08 23:43
ことぶき
言葉で理解しようとしているうちは絶対理解できないんだろうと思います。言葉の構造に欠陥があるせいだと思います。

>聞く「こちら」がない。聞かれる「あちら」がない。
(無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法)

特に動詞がよくないんでしょうね。どうしても「~が~を聞く」って分かれてしまいますか。ほんとは分かれていないのに・・

>聞く「こちら」がない。聞かれる「あちら」がない。
この表現いいですね、とてもしっくりきます。この表現に当てはめづらいのが「身」と「意」かな。とくにやっかいなのは「意」ですね。

2014.02.09 00:23
みなちゃん
井上義衍老師に参禅されていたお婆さんが、字を習って、「知ることではない」と一言葉書に書いて老師に送られたそうです。老師は、大変お褒めになったそうです。
2014.02.09 00:54
レッド様へ
ありがとうございました。
不識
2014.02.09 12:54
ことぶき様(2.08 23:43)へ
>わかっちゃいるけど、やめられないって感じですね・・(本当にわかってない)

そういうように、「自分」を言葉でくくらないようおすすめします。
一回一回、やめられておわってるんです。
ただ「自分」の中で、そういうやめられないという「歴史物語」(虚構)を編纂してるんです。


>たぶん、人はみな自分を許せないんだと思います・・・こういうのがいかん

「こういうのがいかん」というように許せないって、ことですか・・・
許せなかったら、それはそれとして、生活上、もよおされて、前へ進んでください。

自忘の時、許すべき「自分」はもともとなかったと気づきます。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識

2014.02.09 13:17
ことぶき様(2.09 00:23 )へ
ことぶき様へ


>言葉で理解しようとしているうちは絶対理解できないんだろうと思います。言葉の構造に欠陥があるせいだと思います。

「問題」そのものになったらいいです。


>>聞く「こちら」がない。聞かれる「あちら」がない。
(無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法)
>特に動詞がよくないんでしょうね。どうしても「~が~を聞く」って分かれてしまいますか。ほんとは分かれていないのに・・


「~が」「~を」も実体として認められないのですから、「聞く(も実は同様ですが)」だけそのようにある。



>聞く「こちら」がない。聞かれる「あちら」がない。この表現いいですね、とてもしっくりきます。この表現に当てはめづらいのが「身」と「意」かな。とくにやっかいなのは「意」ですね。


「意」について、意識する・考える「こちら」がない、「あちら」がないといえます。
しかし、本来、「こちら」・「あちら」がないというだけ余計なんです。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識

2014.02.09 13:23
みなちゃん様へ
>「知ることではない」

詳しく言うと、知ることでもなく、知らないことでもないということです。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識

2014.02.09 13:25
みなちゃん
コメント有難う御座いました。「知ることでもなく、知らないことでもない」とは、事実が先で、知るという事は事実の影を握っている事ですね。よろしくお願いします。
2014.02.09 14:41
ことぶき
不識様、ご返答ありがとうございます。


2014.02.09 16:00
みなちゃん様(02.09 14:41 )へ
そして「事実の影」「事実」もないのです。

よろしくお願いします。
合掌低頭、不識

2014.02.16 14:12
みなちゃん
ご教授有難う御座いました。
2014.02.16 14:22
ことぶき様へ
ありがとうございました。
不識
2014.02.23 15:06
みなちゃん様へ
ありがとうございました。
不識
2014.02.23 15:07

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