「全治」の誤解

「神経症」については、いわゆる「客観的な病気・器質的な障害」とは違う。
「治る」という言葉はカルテ上の表現です。実際には、いわゆる「身体の病気」、風邪のように「客観的な病気」ではない。ましてや、脳の故障でもない。ロールシャハテストで言うと、精神状態は「健常」なのです。「健常」なのであるから、「神経症」がなりえるとも言えます。
「治る」という言葉を使えば、「神経症者」は、すでに、「治り」の場にもともと立っている。しかし、本人の「主観」では「病気」であるに違いないと強く思いこまれている。「神経症」が「主観的虚構」といわれるとおりです。
その「治り」は、今の様子とは別の「良い状態」つまり、「症状」のない状態へ、「治療的処置・訓練・薬物」によって、変容し移行することだと理解されています。これは「客観的な病気」や「怪我の治療」です。「神経症」の治療はそれとは別物なのです。
合掌低頭




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.08 2014 全治 comment1 trackback0

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2014.07.01 06:42

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